《革命の刃 剣ブレード》
火光 コスト6
◼︎ 革命クロス火光
(自分のクリーチャーがタップした時、それが火または光のクロスギアをクロスしていれば、それを1枚外してもよい。そうした場合、手札にあるこのクロスギア場に出し、コストを支払わずにそのクリーチャーにクロスする。)
◼︎ これをクロスしたクリーチャーのパワーは+3000され、「ブロッカー」「パワード・ブレイカー」を得、パワーが0より大きい場合、場を離れない。
◼︎これをクロスしたクリーチャーがターン中初めて相手のシールドをブレイクした時またはバトルに勝った時、山札の上から4枚を表向きにし、その中からコスト6以下の多色エレメントを1枚選び場に出してもよい。
性能もあるが、そもそもクロスギアに対する愛が足りない。
装備したクリーチャーを強くするというのがクロスギアのメインの魅力なのに、クリーチャーを強化する効果が無いのは、話にならない。
まず魅力的な体験をつくろうという視点が欠如している。
さらに、チェンジによってクロスギアが手札に戻しても嬉しくない。革命チェンジはCIPを再利用できるなどの魅力もあるが、クロスギアはそもそも一度ジェネレートすれば何度でもクロスできるギミック。チェンジ効果で再利用できるようになるどころか、「クロスで再利用」というクロスギア本来の利点を失っている。
効果のタイミングも良くない。他のクロスギアを攻撃フェイズに展開したところで、クロスできない。革命チェンジとクロスギア展開はタイミング相性が悪すぎるので、エレメント指定にするとか、コスト指定なしとか、好きな枚数出せるとか、効果を強くしないと使えない
総じて、「弱いクロスギアに革命チェンジという強くて面白いギミックを組み合わせれば良くなるだろう」という考え方が浅はかで、逆にクロスギア本来の魅力をことごとく奪ってしまっている。だからまずは、クロスギアの楽しさやカッコよさを考えるところから始めるべきで、革命チェンジのことは一旦忘れたほうがいい。クロスギアにとっての革命とは何か?をいちから考えてデザインするべき。
褒めるべきところは、クロスギアの弱点であるジェネレートコストとラグを解消できるところ。逆にクロスする方を踏み倒すのもいいと思う。エレメント除去やカード指定除去でクロスギア自体を壊しやすい時代なので、効果はそれなりに盛った方がいい。