ジャオウガを主に据えたいのか、ボルメテウスを主に据えたいのかをもう一度考え直して頂きたいです。
課題点1…ジャオウガの最速着地が狙いにくい
ハイパーエナジー(以後、HE)の強みは、大型クリーチャーが早期に出てくることです。
例えば、ジャオウガの場合、
2t…2コストクリーチャーを出す
3t…3コストクリーチャーを出す
4t…ジャオウガをHEにて2×2=4軽減して出す
というのが最も強いルートです。
このデッキで上記の動きを再現しようとした場合、以下の2ルートが考えられます。
①
2t…ツインシックス
3t…6コストHE持ちクリーチャー
4t…ジャオウガ着地
②
2t…2コストクリーチャー
3t…ハンプティルピア
4t…ジャオウガ着地
①は、2ターン目開始時点でツインシックス+6コストHE持ちクリーチャーが揃う確率が33%と少し頼りないです。
②は、このデッキの2コスト初動は水文明のクリーチャーが多いです。1ターン目にボルメテウスを埋めない場合、2ターン目に水単色を埋めなければならず、ハンプティを3ターン目にプレイできなくなります。
このように、現状のデッキではコストのバラけたクリーチャーを早期に展開することが難しいです。また、ジャオウガが早期に出たとて踏み倒し先のバリューが低いです。
課題2…ボルメテウス着地までの継戦能力が低い
ハンデス・除去によるコントロールのフィニッシャーとしてボルメテウスを据える場合、リソース確保に乏しいことが課題となります。面を1枚取られる、手札を1枚捨てさせられるだけで途端に苦しくなるため、コントロールするデッキにしたいのであれば手札補充できる札をお勧めします。
課題1・解決策…3コストクリーチャーを増やす
ジャオウガの最速着地を狙うにあたり、6コストHE持ちクリーチャーはツインシックス等の2コスト6以上1軽減サイクルを引いていないと腐ります。単体でジャオウガorボルメテウスを持ってくる、または着地までの時間を稼ぐクリーチャーに置き換えると良いと思います。
(例 ミュート、ゴツンマダンマ、オソニス など)
課題2・解決策…妨害・リソース確保に長けたクリーチャーを入れる
コントロール性能を上げるため、HEの軽減になりつつ、時間を稼ぐクリーチャーをお勧めします。
(例 フミシュナ、テレスコテレスなど)
課題1・2の解決方法は相反するため、ジャオウガのデッキにしたいのかボルメテウスのデッキにしたいのか、またはジャオウガとボルメテウスを共存させることにどんなメリットがあるのかお考えください。